ストレス ( Stress ) とは？

ストレス相互作用説(Lazarus,1981)では、ある出来事がストレッサーになるためには２つの評価が必要であるとしています。

ある出来事に対する２つの評価

1. それが自分にとって脅威となる出来事だという、一次的評価が存在する。
   
   　これだけではストレスに対して強い反応は示しません。
2. 更に、そのストレッサーに対し自分はうまく対処できないだろうという、二次的評価が存在する。
   
   　ストレスに対して強い反応となります。

ストレッサー
　　生物に与える何らかの刺激のこと

ストレスに強くなるためには？

このことから、

・大抵の出来事では泰然自若としていて動揺しないような一次的評価ができて

・そして何らかの対処をしなければならないときには、こう対処すればいい
　という考え方が持てれば

ストレスに強くなれるということになります。

　このような、一次的評価や二次的評価の自分の考え方をストレスに強くしていくための方法として、「認知行動療法」という療法が準備されています。


それでは、認知行動療法の基本を学んでいきましょう。